2018年4月13日金曜日

「海にゴミを捨てるのは合法」と解説する日経 未来学面の記事

12日朝刊の未来学面に載った「海のゴミ1.5億トン 増加止まらず」という記事の中に「海にゴミを捨てても法の網には引っかからない」と取るしかない記述があった。間違いだと思えたので日経の問い合わせフォームを通じて問い合わせを送るとともに、未来学面に載っているメールアドレスにもメールを送って間違いを指摘した。後者の内容は以下の通り。
小長井駅(長崎県諫早市)※写真と本文は無関係です

【日経に送ったメール】

日本経済新聞社 大平祐嗣様 嘉悦健太様 田辺省二様

御紙を定期購読している鹿毛と申します。

電子版の問い合わせフォームを通じて、以下の問い合わせを送っています。問い合わせがあったこと自体、皆さんに連絡が来るのか怪しいと思えるので、メールでも問い合わせの内容をお知らせしておきます。皆さんはご存じないかもしれませんが、日経では私からの問い合わせも含めて多くの間違い指摘を無視してきた長い歴史があります。それが正しいことなのか、自分たちはどう対応すべきなのかを、皆さん自身がよく考えて行動してください。ゴミ問題の解決に向けて「地球規模の連携が不可欠になる」と呼びかけた皆さんならば、日経が間違い指摘の無視を続けている問題に関しても、何を為すべきか見えているはずです。

問い合わせの内容は以下の通りです。

<問い合わせの内容>

12日朝刊の未来学面に載った「海のゴミ1.5億トン 増加止まらず」という記事についてお尋ねします。記事には「日本でも水質汚濁防止法はダイオキシンなどの有害物質は規制するが、ゴミは対象外。ゴミは法の網をすり抜け、世界の海を回遊する」との記述があります。これを信じれば、日本では海にゴミを捨てても罪に問われないはずです。

しかし廃棄物処理法第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定めており、勝手にゴミを海に捨てれば処罰の対象となります。水質汚濁防止法にのみ触れた上で、日本ではゴミを海に捨てても「法の網をすり抜け」られると説明するのは誤りではありませんか。記事の説明に問題なしとの判断であれば、その根拠も併せて教えてください。

御紙では、読者からの間違い指摘を無視する対応が常態化しています。クオリティージャーナリズムを標榜する新聞社として掲げた旗に恥じぬ行動を心掛けてください。

--問い合わせは以上です。今回の記事に関しては、上記の問題以外にも引っかかる部分がありました。それらについては別のメールで述べます。

◇   ◇   ◇

追記)結局、回答はなかった。

※今回取り上げた記事「海のゴミ1.5億トン 増加止まらず
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180412&ng=DGKKZO29256100R10C18A4TCP000


※記事の説明に問題があるとの前提で、記事の評価はD(問題あり)とする。大平祐嗣記者、嘉悦健太記者、田辺省二記者への評価は暫定でDとする。今回の記事に関しては以下の投稿も参照してほしい。

未熟さ感じる日経「ポスト平成の未来学~ ゴミはなくせる」
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2018/04/blog-post_21.html

1 件のコメント:

  1. この人の記事どれも視点がおかしいですね。

    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60057210V00C20A6I00000/

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