2016年2月2日火曜日

「小泉進次郎 独占インタビュー」問題 週刊エコノミストの回答

週刊エコノミスト2月2日号に「小泉進次郎 独占インタビュー」という記事が出て、翌週の週刊ダイヤモンド2月6日号にも小泉氏への「独占インタビュー」 が掲載された。「独占」ではないのに「独占インタビュー」と見出しを付けた理由について両誌に問い合わせをしたところ、エコノミストから回答が届いたので紹介したい。なお、今回の件では「エコノミストは許容範囲」「ダイヤモンドは大きな問題あり」と結論付けたい。

筑後川(福岡県うきは市) ※写真と本文は無関係です
【エコノミストへの問い合わせ】

御誌の2月2日号に掲載された「小泉進次郎 独占インタビュー」という記事についてお尋ねします。記事を読んだ段階では「小泉氏は他のメディアを排してエコノミストの取材だけに応じた」と判断していました。ところが週刊ダイヤモンド2月6日号にも「本誌独占インタビュー 小泉進次郎が挑む『農業改革』三つの公約」という記事が出ています。これはどう理解すればよいのでしょうか。

可能性として3つ考えました。

(1)ダイヤモンドが小泉氏のインタビュー記事を掲載するのは想定外だった。エコノミスト2月2日号に記事を掲載した時点では、他のメディアのインタビューに小泉氏が応じるとは思っていなかったので「独占インタビュー」とした。

(2)小泉氏がダイヤモンドの取材に応じたのは分かっていた。ただ、エコノミスト2月2日号が発売になる時点ではダイヤモンドの記事が出ないと知っていたので、「その時点では独占」という意味で「独占インタビュー」という表現を用いた。

(3)「独占インタビュー=他社の取材には応じない」という前提で捉えていない。「単独インタビュー」ぐらいの意味で「独占インタビュー」という言葉を使っている。

個人的には(1)ならば仕方がないかなと思います。(2)(3)だと「ちょっと騙されたな」という感じでしょうか。どういう事情だったのか教えていただければ幸いです。お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。

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エコノミスト編集部からは「(1)の理由で、『独占インタビュー』とさせていただきました」との回答を得た。小泉氏との間で「独占」かどうかの確認が十分ではなかったようだが、そこを責めるのは酷だろう。一方のダイヤモンドは明らかに「看板に偽りあり」だ。しかも、質問を送っても回答してこないのだから、「読者を騙す意図を持って見出しに『独占』と付けた」と推定するしかない。

ダイヤモンドへ送った問い合わせは以下の通り。編集部(特に田中博編集長)には猛省を促したい。

【ダイヤモンドへの問い合わせ】

週刊ダイヤモンド2月6日号に掲載された「本誌独占インタビュー 小泉進次郎が挑む『農業改革』三つの公約」という記事についてお尋ねします。見出しで「独占インタビュー」とうたっていますが、既に週刊エコノミスト2月2日号で小泉氏のインタビュー記事を載せています。1週前の他誌にインタビュー記事が出ているのならば「独占」とは言えません。遅くとも1月25日の段階では「小泉氏のインタビュー記事がエコノミストに掲載された」と気付けるはずです。しかし、なぜか「独占」のまま記事になっています。見出しの「独占インタビュー」は「単独インタビュー」の誤りではありませんか。記事の本文では「単独インタビュー」という表現を用いています。誤りではないという場合、その根拠を教えてください。意図的かどうかは分かりませんが、「独占インタビュー」となっているのに、内容の多くが1週前のエコノミストの記事と重なっているのは、一種の「騙し」とも言えます。
 

※今回の件では「週刊ダイヤモンド 小泉進次郎インタビューは本当に『独占』?」を参照してほしい。

追記) 結局、ダイヤモンドからの回答はなかった。

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