2016年2月13日土曜日

日経ビジネス あの宮崎謙介氏に今イクメンを語らせた事情は?

これほどタイミングが悪い記事も珍しい。日経ビジネス2月15日号に載った「敗軍の将、兵を語る~『イクメンNG』、まさか!」の筆者は自民党衆院議員の宮崎謙介氏。女性問題を受けて議員辞職を表明し、「イクメン」問題を語る資格を完全に失ってしまった。しかし、日経ビジネスの記事では臆することなく「私がやろうとしていることは働き方の改革なんです」などと述べている。

JR久大本線 日田駅(大分県日田市) ※写真と本文は無関係です
「日経ビジネスはなぜこんなに間抜けなんだ」と言いたいわけではない。女性問題が報じられた段階では掲載を取り止められない状況だったのならば、むしろ同情したい。ただ、女性問題の第一報が伝えられたのが9日(火)なので、素早く対応していれば今回の事態は防げたように思える。2月15日号の記事には「9日の長期金利」に言及しているものがあるからだ。そこで、日経BP社に問い合わせをしてみた。

【日経BP社への問い合わせ】

日経ビジネス2月15日号の「敗軍の将、兵を語る」についてお尋ねします。「『イクメンNG』、まさか!」との見出しが付いたこの記事では、自民党衆院議員の宮崎謙介氏が「あれこれ言われていますが、私は育休を取得する意思に変わりはありません」などと述べて、国会議員の育児休暇取得の重要性を訴えています。

ご存知のように、宮崎議員は不倫疑惑を認めて今月12日に議員辞職を表明しており、「敗軍の将、兵を語る」の内容は現状に即したものになっていません。

宮崎議員の疑惑について9日朝にはスポーツ紙が報じていました。時間的には2月15日号での「敗軍の将」の掲載取り止めも可能だったのではありませんか。疑惑があるのを知りながらそのまま掲載したのであれば、その理由を教えてください。

完全に陳腐化した内容の記事を載せてしまったこと自体を責めるつもりはありません。読者に対してきちんと説明していただければ納得できます。しかし、掲載の意味を失くした記事を堂々と世に出しておいて読者への説明を怠るのであれば、メディアとしての責務を果たしているとは言えません。

説明責任から逃げず、しっかりとこの問題に取り組んでください。よろしくお願いします。

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※日経ビジネス編集部はきちんと説明責任を果たせるだろうか。結果が出たら報告したい。

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