週刊エコノミスト10月5日号にニューススタンス編集長の徐台教氏が書いた「韓国の保守に“再生の旗手”~『不遜』すぎる36歳・新代表の素顔」という記事に引っかかる記述があった。韓国の最大野党である国民の力代表の李俊錫(イジュンソク)氏に関して、記事では以下のように解説している。
朝倉市の三連水車 |
【エコノミストの記事】
その政治的主張の極端さも危うい。女性の登用を定める「クオータ制」の廃止を主張するなど反フェミニズムを前面に押し出す李俊錫氏は、女性からの人気が低い。
◎「極端」で「危うい」?
韓国では「『クオータ制』の廃止を主張する」と「政治的主張」が「極端」で「危うい」と言われてしまうのか。筆者がそう感じたと言われればそれまでだが、男女平等主義者の立場からは解せない。
「女性の登用を定める『クオータ制』」は性差別に当たる。「フェミニズム」が性差別を容認するものならば「李俊錫氏」の主張は「反フェミニズム」かもしれないが、そこに「極端さ」は感じない。
韓国には男性限定の徴兵制という強力な性差別制度があるので、性差別を当然視する傾向が強いのかもしれない。それにしても男女平等の原則を貫こうとする「政治的主張」が「極端」で「危うい」とされてしまうとは…。
日本もいずれそうなってしまうのか。それでも男女平等の原則を捨てたくはない。
※今回取り上げた記事「韓国の保守に“再生の旗手”~『不遜』すぎる36歳・新代表の素顔」https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20211005/se1/00m/020/044000c
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