週刊ダイヤモンド7月13日号の特集「
新OBネットワーク~早慶 東大 一橋 名門高校」に出てくる「
エリア別 大学・高校学閥序列マップ」関して問い合わせを4件送り、最後の問い合わせを送ってから9日後に回答が届いた。時間はかかったが、逃げずに向き合ったことは評価したい。内容は以下の通り。
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石巻商工信用組合 本店営業部(宮城県石巻市)
※写真と本文は無関係です |
【ダイヤモンドの回答】
●関東エリア
質問1~「3番手国立大学」と言えますか?
マップでは東京外語大、お茶の水女子大、筑波大、横浜国立大、首都大学東京、千葉大の6校を「一橋、東工大に次ぐ3番手国公立大学」としています。しかし「一橋、東工大」の上に東大があるので「3番手」とはなり得ません。「4番手国公立大学」の誤りではありませんか。
(回答)
この「エリア別大学・高校学閥序列マップ」においては、1番手、2番手、3番手など、いずれもグループとして括っております。よって一橋大学閥、東京工業大学閥を2番手グループとし、東京外国語大学閥など6国公立大学は4番手でなく、「3番手グループ」と位置付け、表現しております。このような捉え方は、取材した学校・学習塾関係者の共通認識となっており、弊誌もそれに沿っております。
質問2~「トップ2」と言えますか?
マップでは一橋大と東工大に関して「東大に次ぐトップ2」と説明していますが、東大が「トップ」ならば一橋大と東工大は「トップ2」とはなり得ません。「東大に次ぐ2番手2校」などとしないと成立しないのではありませんか。
(回答)
通常であればご指摘のように「2番手2校」と記載するところですが、取材した学校・学習塾関係者は、一橋大学閥、東京工業大学閥の2つを、早慶を含めた2番手グループの中の「トップ2」と称する場合が多いため、そのように記載いたしました。
質問3~「No.3」と言えますか?
「東京都別格」ではNo.1開成、No.2麻布、No.2筑波大付駒場、No.3武蔵となっています。麻布と筑波大付駒場が同格でNo.2ならば武蔵はNo.4ではありませんか。
「東京都別格(女子)」も同様です。豊島岡女子学園がNo.3となっていますが、上に3校あるのでNo.4となるはずです。
「東京都別格」の下の高校にも問題は及びます。No.4に駒場東邦、筑波大付、東京学芸大付、海城、渋谷教育学園渋谷が入りNo.5が桐朋となっています。しかし「東京都別格」として8校が上にあります。なので駒場東邦、筑波大付、東京学芸大付、海城、渋谷教育学園渋谷はNo.9、桐朋はNo.14という「序列」になるのではありませんか。
(回答)
ご質問1への回答と同様、「No.〇」は「No.〇グループ」とし、取材した学校・学習塾関係者の認識に沿って表記しております。取材を基に、武蔵や豊島岡女子学園をNo.4でなく、「No.3グループ」としております。
質問4~3校で「断トツ」と言えますか?
「断トツ」とは「2位以下とは大きな差をつけて首位にある状態」(デジタル大辞泉)のことです。「神奈川県別格(男子女子)」では栄光学園、聖光学園、フェリス女学院の3校について「別格3校が断トツだが横浜翠嵐が追う」と説明しています。「別格3校」が同格ならば「断トツ」とはなり得ません。
例えばプロ野球のセ・リーグで「巨人、阪神、広島の3チームが同率で並び断トツ。それらを横浜が追う」と言われたら変な感じがしませんか。「別格3校」が同じ系列の高校ならばまだ分かりますが、そうではないでしょう。
(回答)
ご質問1、3への回答と同様、男子の栄光学園、聖光学院の2校、女子のフェリス女学院が、それぞれ2位以下とは大きな差をつけた首位グループに位置付けられるという、学校・学習塾関係者の認識に沿って、そのように表現しております。
質問5~「別格」と「断トツ」はどちらが上ですか?
千葉県に関しては渋谷教育学園幕張を1校だけ「千葉県別格」とし「ここ20年で最難関校に」と説明を入れています。しかし、その上に「県立・千葉が断トツの存在感」と出ています。だったら「千葉県別格」は「県立・千葉」でしょう。「断トツの存在感」の高校が別にあるのに、渋谷教育学園幕張のみを「千葉県別格」とするのは無理があります。整合性の問題が生じていませんか。
(回答)
「別格」とは、文字通り格が違う、例外的な存在だと認識されている学校です。「断トツ」は前出のように、同じような集団の中において他を大きく引き離している学校ということになります。別格と断トツを比較すると、この場合、別格のほうが上となります。図にあるとおり、県立・千葉は、渋谷教育学園幕張と同列の別格とまではいえない、ただし、県内の数ある公立高校で断トツの存在感がある、という学校・学習塾関係者の見方を、そのように表現したものです。
質問6~「北関東エリア」になぜ大学がないのですか?
マップでは「東北大志向強めの北関東エリア」を右端に置き、破線を引いて他の「関東」と分けています。この中に群馬大、茨城大、宇都宮大、筑波大などの北関東の大学は入っていません。「北関東エリア」を別枠にするならば大学も当然に入るはずですが、なぜそうなっていないのですか。
群馬大、茨城大、宇都宮大については「県庁など、地元では天下」との説明を付けています。だとすると当然に「北関東エリア」で学閥を形成しているはずです。
(回答)
北関東ではトップ高校の学閥の影響が強く、大学段階では少なからぬ学生が東北の方に流れている実情があり、ご指摘の群馬大学、茨城大学、宇都宮大学については、県庁閥は存在するものの、その他と比べて強い学閥を形成しているとはいえない、という学校・学習塾関係者に基づいて、北関東の部分に大学を記載しておりません。なお、筑波大学は北関東に位置するものの、学校・学習塾関係者からは、関東主要大学グループの一部と認識されていることから、北関東ではないエリアに掲載しております。
質問7~「教員閥」に東京学芸大、筑波大はなぜ入らないのですか?
マップで緑色のエリアは「教員閥」を表していると思われます。しかし、東京学芸大と筑波大は緑色になっていません。なのに、それぞれに「東日本最強の小中教員閥」「教員閥の聖地!!」という説明が付いています。なぜ両校を緑色にしなかったのですか。
(回答)
マップにおいては、緑色で示した教員閥のグループ、白色で示した一般的な序列グループの2つが併存しています。それには下の3パターンがあり、それぞれに以下の通りとなっています。
1.白いグループの上に緑色のグループが覆いかぶさっている大学(文教大学閥など)
→白いグループの学閥の影響力よりも、教員閥としての影響力が強い大学です。
2.緑色のグループの上に白いグループが覆いかぶさっている大学(東京学芸大学閥)
→教員閥の影響力も強いが、序列グループの影響力がそれをやや上回っている大学です。
3.教員閥とコメントがあるが、教員閥のグループに入っていない大学(筑波大学閥)
→教員閥もあるが、大学全体としては一般的な序列がそれを凌駕しているため、あえて緑色のエリアに載せておりません。ただし、教員閥としても非常に強い影響力は保持しているためコメントにて追記した次第です。
疑問点のご指摘をありがとうございました。他の読者からお問い合わせがあった場合、同様のご説明をいたします。
質問8~慶応系高校から早大閥に「流入」しますか?
マップでは「慶応義塾大学系高校閥」から大きな矢印が出て「早稲田大学閥」に向かっており、そこには「小学校から私立という超お金持ちが流入」という説明が付いています。素直に解釈すれば「慶応義塾大学系高校」出身者が「早稲田大学閥」を作る傾向が強まっているのでしょう。しかし常識的には考えられません。どう理解すればよいのですか。
(回答)
青い矢印は、「エリアに流入している」という状況を示したものです。慶應義塾系、早稲田系高校閥の両方から出ている矢印が、慶應義塾大学閥と早稲田大学閥の両方がある薄いオレンジのエリアに向かっていることを表現しております。なお、矢印の先が主に早稲田大学閥へ向いているのは、入学者数・流入数の多さ、学校・学習塾関係者への取材で指摘を受けた全国的な影響力の大きさなどを反映させております。
疑問点のご指摘をありがとうございました。他の読者からお問い合わせがあった場合、同様のご説明をいたします。
●中部エリア
質問1~「慶応大学閥」がなぜないのですか?
マップの隣に「トヨタを慶應に取られた名古屋大の切歯扼腕」という記事があり、そこでは「ところが、そこに割って入ってきた新たな学閥が、章男氏の母校である慶應義塾大学の同窓会、『名古屋三田会』だ。『トヨタを含め中部経済界での慶應の存在感は高まるばかり』と別の名大OBは歯ぎしりする」と解説しています。
しかしマップでは「名古屋大学閥」に続くのは「新潟大学閥」「金沢大学閥」などで「慶應」の文字は見当たりません。他地域の大学は除外してマップを作っているかと言うと、そうでもなく「MARCH学閥」「関関同立学閥」などはしっかり出てきます。
マップに「慶應義塾大学閥」を入れ忘れたのではありませんか。そうではない場合、どう理解すればよいのでしょうか。
(回答)
中部地方の学閥序列マップは、関西地方などと比べ盛り沢山になっており、いくつかの要素を省いております。タイトルにある慶應義塾大学閥についての記述はその一つです。より卒業生数の多いMARCHや関関同立についての記述を優先させております。
質問2~「別格」なのに同格ですか?
マップの「愛知公立トップ6」ではNo.1が旭丘と岡崎です。となれば両校は同格のはずですが、旭丘を「別格」として一段上の場所に置いています。矛盾していませんか。両校がともに「愛知公立トップ6」のNo.1ならば、旭丘だけが「別格」とはなり得ません。旭丘だけが「別格」のNo.1ならば岡崎はNo.2となるはずです。
「愛知公立トップ6」の残り4校をNo.2とするのも誤りではありませんか。旭丘、岡崎が上にいるのならば、No.3より下にしかなれません。
「愛知私立トップ2」でも同じ問題が生じています。東海と南山(女子部)がNo.1ですが、東海を「別格」にしています。また、2校の下に置いた滝をNo.2、その下の海陽中教をNo.3としていますが、それぞれNo.3とNo.4のはずです。
(回答)
「旭丘は別格」であることと「旭丘と岡崎はNo.1グループを形成している」ことは、確かに矛盾するといえます。しかし、これらは取材した学校・学習塾関係者の認識、序列意識をあえて忠実に表現した結果です。一般的な物差しと違って「岡崎は2番手グループ」とは見られておりません。私立高校についても同様です。
質問3~「北信越地区2番手」と言えますか?
マップでは信州大、山梨大、富山大、福井大を「北信越2番手国立大」に分類しています。しかし、この4校より上位に新潟大学と金沢大学があります。となると4校は「北信越3番手国立大」ではありませんか。
また、「北信越」とは北陸3県(富山県、石川県、福井県)と信越地方(長野県、新潟県)を指すのではありませんか。しかしマップでは山梨県にある「山梨大」が「北信越2番手国立大」に入っています。
(回答)
学校・学習塾関係者は、1番手校、2番手校、3番手校などを個別の学校でなく、グループとして捉えているのが一般的です。本誌もそのような関係者の認識に沿っています。一方で山梨大学は、関係者の間では北信越地域の大学と共に括られることが多いため、そういたしました。
●関西エリア
質問1~神戸高はNo.1と言えますか?
マップの「兵庫公立トップ4」では長田と神戸がNo.1になっているものの「近年逆転」との説明が入り長田を上に置いています。ならば神戸はNo.2ではありませんか。
姫路西と加古川東がNo.2となっているのも問題ありです。長田と神戸が上にいるのですから、両校はNo.3かNo.4のはずです。
(回答)
この「エリア別大学・高校学閥序列マップ」においては、1番手、2番手、3番手など、いずれもグループとして括っております。神戸高閥、長田高閥の序列は、近年逆転はしているものの、いずれも県内トップ高校である事実は変わりないということが、学校・学習塾関係者の共通認識となっており、どちらも「No.1グループ」とし、弊誌もそれに沿って表現しております。また同様に、姫路西高閥と加古川東高閥はNo.3ないしNo.4ではなく「No.2グループ」としております。
質問2~洛北はNo.3と言えますか?
「京都府公立トップ4」はNo.1が堀川、No.2が西京と嵯峨野です。その下の洛北はNo.4のはずですが、No.3になっています。誤りではありませんか。
(回答)
ご質問1への回答と同様、「No.〇」は「No.〇グループ」とし、多くの学校・学習塾関係者の認識に沿って表記しております。洛北高閥はNo.4でなく、「No.3グループ」と位置付けられております。
質問3~矛盾していませんか?
「京都産業大学閥」には「なんとなく警察・消防閥あり」、「龍谷大学閥」には「なんとなく福祉・警察閥あり」との説明が付いています。しかし両校の下に「われわれは学閥をつくりません!」との文言もあります。
「学閥をつくりません!」が事実を反映したものならば「なんとなく警察・消防閥あり」といった状況にはならないはずです。ここはどう理解すればよいのでしょうか。
(回答)
取材の中で京都産業大学、龍谷大学の関係者からは「学閥を作らない」という声が聞かれる一方で、「若干の学閥は存在する」という警察や消防関係者などの認識もあり、これらのいずれも表記いたしました。
●中国・四国エリア
質問1~なぜ「名古屋大」なのですか?
「広島・岡山大学閥より厚い鉄壁の高校閥」という大きめの文字の下に「名古屋大であることより重視~各トップ校のクラス会や部活動のまとまり」との説明があります。マップの隣に載せた「『中国・四国は“植民地”』──帝大不在が招いた関西閥」という記事を信じれば「中国・四国」は「関西閥」が強いはずです。
なのに「広島・岡山大学学閥」でも「関西閥」でもなく「名古屋大」が出てくるのは奇妙です。ちなみに「中部」のマップにも「名古屋大であることより重視~各トップ校のクラス会や部活動のまとまり」という全く同じ説明があります。マップ作成時にこれをコピーして「中国・四国」に持ってきた時に、「名古屋大」という表記を他大学名と置き換えるのを忘れたのではありませんか。問題なしとの判断であれば、なぜ「名古屋大であることより重視」としたのか教えてください。
(回答)
誤りをご指摘いただき、ありがとうございます。2019年7月20日号の118㌻「訂正とお詫び」において、71㌻図中「鉄壁の高校閥」の下の「名古屋大であることより重視」を削除します、と訂正いたしました。
質問2~大学閥の順番が大きく違ってませんか?
マップでは「広島大学閥」と「岡山大学閥」を同格とし、少し下に「山口大学閥」を置いています。さらに下の「愛媛大学、香川大学などの中国・四国の大学閥」を「2番手国立大」としてまとめています。
この序列に従えば「山口大学閥」が3番手で「愛媛大学、香川大学などの中国・四国の大学閥」は「4番手国立大」となるはずです。
(回答)
この「エリア別大学・高校学閥序列マップ」においては、1番手、2番手、3番手など、いずれもグループとして括っております。よって、「愛媛大学、香川大学などの中国・四国の大学閥」は、1番手グループの広島・岡山大学閥に次ぐ2番手グループと位置付け、表現しております。なお、山口大学閥は、1番手と2番手グループの間に位置すると関係者の取材に基づき、ここでは2番手グループには入れず、あえて他のグループとは独立した位置づけの大学であることを示しました。このような捉え方は、取材した学校・学習塾関係者の共通認識となっており、弊誌もそれに沿っております。
質問3~松山東高は「断トツ県内1強」ですか?
マップでは「愛媛県」を「ライバル不在!! 1強の高校閥エリア」とした上で、松山東を「断トツ県内1強」と説明しています。しかし、その上を見ると「1960年代から四国トップ」の愛光が「別格」で君臨していて、しかも松山東から愛光には「意識」と書かれた矢印が向かっています。
同じ県に格上の高校が「別格」で存在していて、そこを意識している高校が「断トツ県内1強」と言えるでしょうか。「愛媛県」を「ライバル不在!! 1強の高校閥エリア」とするならば、その「1強」は愛光のはずです。松山東を「断トツ県内1強」とするのは誤りではありませんか。
(回答)
「別格」とは文字通り格が違う存在だと認識されている学校、「断トツ」は同じような集団の中において他を大きく引き離している学校ということになります。別格と断トツを比較すると、この場合、別格のほうが上となります。図にあるとおり、学校・学習塾関係者の認識では松山東高閥が「断トツ」の存在と長らく認識されています。さらに、その松山東高閥を筆頭としたグループには属さない別格として、愛光高閥が存在しています。このような関係者の見方を忠実に表現しています。
質問4~「広島県」の順番が違っていませんか?
マップでは「広島県トップ2」の広島学院と広島大付福山をNo.1、「広島トップ2に続く方々」の修道と広島大付をNo.2、基町、広島、舟入、ノートルダム清心をNO.3としています。しかし、修道と広島大付をNo.3、さらに基町、広島、舟入、ノートルダム清心をNO.5にしないと辻褄が合いません。
(回答)
ご質問2への回答と同様、「No.〇」は「No.〇グループ」としておりますので、修道高閥と広島大付高閥をNo.3ではなく、「No.2グループ」、基町高閥、広島高閥、舟入高閥、ノートルダム清心高閥は「No.3グループ」となります。
質問5~徳山高と宇部高はNo.2ですか?
「山口県トップ4」にも同様の問題があります。下関西と山口が同格でNo.1ならば、徳山と宇部はNo.3以下になるはずですが、No.2と表記しています。誤りではありませんか。
(回答)
同様に、徳山高閥と宇部高閥はNo.3以下ではなく、「No.2グループ」と位置付けられます。
◇ ◇ ◇
ダイヤモンドからの回答は以上。
No.1、No.2、No.3の順番が合わない問題については「グループ」として位置付けているとするしかないとは思う。問い合わせの際もそうした注記があるのか調べたが、見当たらなかった。
No.1、No.2、No.3と学校ごとに順番を付けた場合、普通はそれぞれをグループとは見なさない。例えば今回の特集では「
福岡御三家」で修猷館高がNo.1、福岡高がNo.2、筑紫丘高がNo.3だ。これを見て「それぞれが1校でグループを形成している」と思うだろうか。
この件に限らず、回答の内容には苦しいものが目立つ。一方で全ての問い合わせにきちんと答えているとも言える。田中博氏や深澤献氏が編集長を務めた暗黒時代には考えられなかったことだ。
ライバルの週刊東洋経済は、高橋由里氏から西村豪太氏を経て今の山田俊浩氏まで3代続けて間違い指摘の無視を続けている。その点ではダイヤモンドがライバルに差を付けている。
最後に、今回の特集に関してダイヤモンドが出した「
訂正とお詫び」の内容を参考までに載せておきたい。
【訂正とお詫び】
●本誌7月13日号33ページ図中、神奈川県医学部、経済界閥のNo.1を聖光学院高閥へ、54ページ本文と55、56ページ図中、武藤敏郎氏の肩書を大和総研名誉理事へ、58ページ本文中、Yahoo!アカデミア学長名を伊藤羊一氏へと訂正します。また63ページ図中、福島県のNo.1を「県北に学閥 福島・県立高閥」、No.2を「県央に学閥、県内最古、安積高閥」へと訂正し、71ページ図中「鉄壁の高校閥」の下の「名古屋大であることより重視」を削除します。
※今回取り上げた特集「
新OBネットワーク~早慶 東大 一橋 名門高校」
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/26987
※特集への評価はD(問題あり)。担当者らへの評価は以下の通りとする(敬称略)。
小栗正嗣(暫定B→暫定C)
重石岳史(C→D)
鈴木洋子(C→D)
西田浩史(D据え置き)
藤田章夫(D据え置き)
宮原啓彰(B→C)
※週刊ダイヤモンドの過去の大学関連特集については以下の投稿を参照してほしい。
「学閥」に疑問残る 週刊ダイヤモンド特集「医学部&医者」
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2016/06/blog-post_15.html
説明が雑な週刊ダイヤモンド「医学部・医者」特集
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2018/05/blog-post_19.html
「医学部への道」が奇妙な週刊ダイヤモンド「医学部・医者」特集
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2018/05/blog-post_54.html
3番手でも「2番手グループ」? 週刊ダイヤモンド医学部特集
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2018/05/blog-post_73.html
近大は「医科大学」? 週刊ダイヤモンド「医学部・医者」特集
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2018/05/blog-post_18.html
昔の津田塾は「女の東大」? 週刊ダイヤモンド特集「大学序列」
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/09/blog-post_11.html
偏差値トップは東大理3? 週刊ダイヤモンド「大学序列」の矛盾
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/09/blog-post_68.html
九州知らずが目立つ週刊ダイヤモンド特集「大学序列」
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/09/blog-post_17.html
北海道は「第二の総合大学」空白地帯? 週刊ダイヤモンドの矛盾
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/10/blog-post_15.html
東北福祉大も「地元では天下」? 週刊ダイヤモンド「大学 学部序列」
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/10/blog-post_16.html
「理系は名城大がトップ」が苦しい週刊ダイヤモンド「大学 学部序列」
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/10/blog-post_17.html
「社長の息子が多い」に根拠欠く週刊ダイヤモンド「御曹司大学」特集
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/12/blog-post_10.html
「武蔵大」の分類に矛盾あり 週刊ダイヤモンド「御曹司大学」特集
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/12/blog-post_12.html
法政大の前身は「航空工業専門学校」と誤解した週刊ダイヤモンド
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/12/blog-post_41.html
明治学院大の前身は「協会専門学校」と週刊ダイヤモンドは言うが…
https://kagehidehiko.blogspot.com/2018/12/blog-post_13.html