豪雨被害を受けたJR日田彦山線(大分県日田市) ※写真と本文は無関係です |
記事の全文は以下の通り。
【日経の記事】
ファーストリテイリング傘下のユニクロは6日、元エルメスのデザイナー、クリストフ・ルメール氏が商品開発を主導した「ユニクロ ユー」の秋冬商品を本格発売した。縫い目のないニットのワンピースなどを提案する。新しい素材や縫製技術を採用し、次世代の洋服の形を提案する取り組みは今回が3シーズン目となる。
目玉商品はホールガーメントで作り上げた商品群「3D U―Knit」。編み機大手の島精機製作所と設立した共同出資会社が手がける。縫い目のない立体的なシルエットが特徴で、女性用ワンピース3型のほかセーターやスカートを販売する。
◎何がニュース?
見出しから判断すると「ユニクロ ユー」が「3シーズン目」を迎えたことがニュースなのだろう。記事の書き出しからは「ユニクロ ユー」が「秋冬商品を本格発売した」ことがニュースだとも解釈できる。いずれにしても「どこにニュース性があるの?」と思ってしまう。記事を読む限り、「3シーズン目」に従来と大きく変えたところもなさそうだ。
付け加えると、何の説明もなしに「ホールガーメント」と出てくるのも苦しい。「縫い目のないニット」と関連があるのかもしれないが、記事からは判断できない。
記事を書いた記者も問題だが、企業報道部のデスクがそのまま紙面化してしまうのも怖い。完成度の低い記事に慣れ過ぎて感覚が麻痺しているのだろうか。
※今回取り上げた記事「『ユニクロ ユー』3シーズン目に ルメール氏コラボ」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171007&ng=DGKKZO22022680X01C17A0TJ1000
※記事の評価はE(大いに問題あり)。
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