日本経済大学(福岡県太宰府市) ※写真と本文は無関係です |
金山編集長に宛てた問い合わせの内容は以下の通り。
【エコノミストへの問い合わせ】
2月28日号の「From Editors」についてお尋ねします。気になったのは以下の記述です。
「計算ミスだけでは到底ありえない巨額の損失が日本を代表する総合重機で頻発している。3件は、三菱重工業が米系企業から受注した大型客船、東芝の原子力米子会社ウェスチングハウスによる米S&Wの買収、三菱重工業と日立製作所の火力発電事業の統合会社が引き継いだ南アフリカの火力発電所の損失だ」
上記の3件のうち、2件目の「東芝の原子力米子会社ウェスチングハウスによる米S&Wの買収」に関しては「日本を代表する総合重機」による「巨額の損失」とは言えないのではありませんか。一般的に「日本を代表する総合重機」としては三菱重工業、IHI、川崎重工業などが挙がります。東芝は「日本を代表する総合電機」だとは思いますが、「総合重機」ではないでしょう。
記事の説明は誤りだと考えてよいのでしょうか。問題なしとの判断であれば、その根拠も併せて教えてください。
ついでで恐縮ですが、同じ「From Editors」で荒木宏香記者が書いていた以下のくだりが気になりました。
「友人は、『子どもを産み育てることを、経済の歯車の一部として社会が認識してほしい』と話す」
何だか怖い話です。「子どもを産み育てること」と「経済」にはもちろん関連があります。ですが「子どもを産み育てること」を「経済の歯車の一部」と捉えるのには抵抗があります。どちらが正しいという問題ではありませんが、個人的には「子どもを産み育てることを、経済の歯車の一部として認識するような社会にはしたくない」と考えています。
◇ ◇ ◇
※回答があれば紹介したい。金山隆一編集長については以下の投稿も参照してほしい。
FACTAに「声」を寄せた金山隆一エコノミスト編集長に期待
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2016/12/facta_25.html
週刊エコノミスト金山隆一編集長への高評価が揺らぐ記事
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/01/blog-post_12.html
週刊エコノミスト編集長が見過ごした財産ネットの怪しさ
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/01/blog-post_14.html
「無理のある回答」何とか捻り出した週刊エコノミストを評価
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2017/01/blog-post_94.html
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