2016年10月17日月曜日

サブローは「ロッテ一筋」?週刊ダイヤモンドに明らかな誤り

週刊ダイヤモンド10月22日号の「洞察 脇役が主役に変わるとき(#118)ロッテファンから愛され引退 PL後輩サブローとの思い出」という記事に間違いを見つけた。引退を表明したロッテのサブロー選手の写真に「ロッテ一筋でファンから深く愛されたサブロー」との説明文が付いていたが、サブローは巨人でのプレー経験がある。
震災後の熊本城(熊本市) ※写真と本文は無関係です

ダイヤモンドには、以下の内容で問い合わせを送っておいた。

【ダイヤモンドへの問い合わせ】

雑誌編集局長 鎌塚正良様 編集長 田中博様

10月22日号の「洞察 脇役が主役に変わるとき(#118)ロッテファンから愛され引退 PL後輩サブローとの思い出」という記事に誤りがあります。記事中のサブロー選手の写真に「ロッテ一筋でファンから深く愛されたサブロー」という説明が付いていますが、サブロー選手は2011年に巨人でもプレーしています。記事で触れた「引退試合として行われた9月25日のロッテ対オリックス戦(QVCマリン)」には、巨人で共に戦った選手らも観戦に訪れて声援を送ったようです。

今回の件に関して御誌の回答をお待ちしています。誤りではないとの判断であれば、その根拠も併せて教えてください。根拠を示せない場合、次号での訂正記事の掲載をお願いします。週刊ダイヤモンド編集部では、読者からの間違い指摘を無視したり、記事中の誤りを握りつぶしたりする対応が当たり前になっています。メディアとしての在り方を見つめ直した上で、責任ある行動を取るように心がけてください。

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ダイヤモンドのこれまでの対応を考えると、回答はないだろう。訂正が出るかどうかも微妙だ。ミスであれば、誤りを認める回答をして訂正記事を載せる。そんな基本的なことさえできなくなったダイヤモンドの惨状が悲しい。

今回、筆者の宮本愼也氏(プロ野球解説者)を責める気はない。写真に説明文を付けたのはダイヤモンド編集部だと思えるからだ。

ただ、編集部が宮本氏にゲラのチェックをさせたのかどうかは少し気になる。宮本氏がゲラを見て「ロッテ一筋」という言葉を目にしたら、誤りに気付いてくれただろう。もちろん「ゲラは見たが、写真までは注意していなかった」との可能性も残る。


※今回は整理担当者のミスだと思われるので、記事や筆者への評価は見送る。

追記)結局、回答はなかった。

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