メディアを育てる経済記事批評
日本経済新聞、日経ビジネス、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、FACTAを中心に記事を論評し、経済メディアの質的向上を図ります
2016年3月2日水曜日
「株価底入れ時期」の予測が残念な日経 鈴木亮編集委員
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株価の予測なんて基本的に当たらないものだ。だから、「その手の記事を書くなら、ちゃんと的中させろ」とは言わない。ただ、外れてもいいから大胆に自分の見方を披露してほしい。記事に目を通す読者の多くもそう期待しているはずだ。その意味で、2日の日本経済新聞朝刊マネー&インベストメント面に載...
2016年3月1日火曜日
本当に「ビジネスが貧困救う」? 日経1面「新産業創世記」
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貧困層向けビジネスが貧困層を救っているかどうかは微妙だ。明確に「救っている」と言える場合もあるだろうが、「奪っている」と呼ぶべきものも多いと思える。1日の「 新産業創世記~難題に挑む(3)収入2ドル層に三輪タクシー売る ビジネスが貧困救う 」を読んでも、ビジネスが貧困を救っている...
「証券化商品」はどこへ? 日経夕刊「プラチナ投資ブーム」
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記事の最初の段落を「まとめ」的に作った場合、「これから、こんな内容を綴っていきます」という読者への宣言になる。その約束を堂々と無視した記事が、29日の日本経済新聞夕刊総合面に出ていた。「 プラチナ投資ブーム 金に比べ大幅に値下がり コインや証券化商品 」という囲み記事では、冒頭で...
2016年2月29日月曜日
典型的な詰め込み過ぎ 日経1面企画「新産業創世記」(2)
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28日の「 新産業創世記~難題に挑む(1)シリア難民に無料の授業 ITで格差埋めろ 」の後半部分について、気になる点を指摘していく。ここでも詰め込み過ぎが説明不足を招いていると思える。 ◎その言葉でなぜ「塾」へ? 大分川と由布岳(大分県由布市)※写真と本文は無関係です...
典型的な詰め込み過ぎ 日経1面企画「新産業創世記」(1)
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日本経済新聞の1面企画記事では、多くの場合「事例の詰め込み過ぎ」が起きる。28日から連載が始まった「 新産業創世記~難題に挑む 」はその典型だ。第1回の「 シリア難民に無料の授業 ITで格差埋めろ 」では、約100行の中に4つの事例を押し込んでいる。これで説得力のある説明をする...
2016年2月27日土曜日
「明らかな誤り」とも言える日経 川崎健次長の下手な説明
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「説明下手」は日本経済新聞の多くの記者に共通する特徴だ。なぜそうなるかの説明はここでは省くが、27日の日経朝刊マーケット総合1面にも「下手な説明」が見られた。「 スクランブル~荒れる株価は宿命か マイナス金利下の『新常態』 」という記事を書いた証券部の川崎健次長は日経平均ボラテ...
2016年2月25日木曜日
数字はどこから? 日経夕刊「ライブチケット 10年で2割上昇」
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25日の日本経済新聞夕刊1面に「 ライブチケット、10年で2割上昇~規模拡大で運営コスト増 CD不振の穴埋め狙う 」という怪しい囲み記事が出ていた。何が怪しいかと言えば「 ライブチケット、10年で2割上昇 」という記事の根幹となるデータだ。最後まで読んでも、この数字をどこから持っ...
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