2018年7月5日木曜日

自動走行→自動倉庫「回答せず修正」に見える東洋経済の体質

問い合わせへの回答をせずに修正するような行為は避けてください」と念押ししておいたのに、やはり週刊東洋経済の編集部は「こっそり修正」を選択してしまった。東洋経済の体質は相変わらずのようだ。詳細については、東洋経済に送った問い合わせの内容を見てほしい。
四ヶ町商店街(長崎県佐世保市)
       ※写真と本文は無関係です

【東洋経済への問い合わせ】

週刊東洋経済 編集長 西村豪太様   編集部 藤原宏成様 山田雄一郎様

6月30日号の特集「怒涛の半導体&電池」に関する訂正についてお尋ねします。まず7月7日号には以下の「訂正情報」が載っています。

27ページ、東京エレクトロンの河合利樹CEOのインタビューで、『自動走行の導入でキャパ(運搬能力)を倍増した』とあるのは、正しくは『自動倉庫の導入でキャパ(生産能力)を倍増した』」です

しかし東洋経済デジタルコンテンツライブラリーを見ると「自動走行の導入でキャパ(生産能力)を倍増した」となっています(7月4日午前11時時点)。「運搬能力生産能力」に関しては修正済みですが、「自動走行」はそのままです。これはどう理解すればよいのでしょうか。個人的には、デジタルコンテンツライブラリーでの修正にミスがあったと見ています。

この見方が正しい場合、デジタルコンテンツライブラリーを速やかに追加修正すべきです。ただ、問い合わせへの回答をせずに修正するような行為は避けてください。記事に誤りがあり、それを修正する過程でもミスがあったのならば、問題点を指摘してきた読者にはより誠実な対応が求められるはずです。

御誌では、読者からの間違い指摘を無視する対応が常態化しています。日本を代表する経済メディアとして責任ある行動を心掛けてください。

◇   ◇   ◇

7月4日の午前11時の時点では「自動走行の導入でキャパ(生産能力)を倍増した」となっていたが、同日午後4時にチェックすると「自動倉庫の導入でキャパ(生産能力)を倍増した」に修正されていた。問い合わせを受けて修正した可能性が非常に高い。なのに、4日の深夜まで待っても回答はなし。こうした対応しかできない東洋経済にしてしまって、西村編集長は何の痛痒も感じないのだろうか。

追記)結局、回答はなかった。


※今回取り上げた記事「半導体 『根拠ある』熱狂 トップが明かす 超活況の理由はここにあり!」
https://dcl.toyokeizai.net/ap/textView/init/toyo/2018063000/DCL0101000201806300020180630TKW007/20180630TKW007/backContentsTop


※記事の評価は見送る。西村豪太編集長への評価はF(根本的な欠陥あり)を維持する。西村編集長に関しては以下の投稿も参照してほしい。

道を踏み外した東洋経済 西村豪太編集長代理へ贈る言葉
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2015/12/blog-post_4.html

「過ちて改めざる」東洋経済の西村豪太新編集長への手紙
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2016/10/blog-post_4.html

訂正記事を訂正できるか 東洋経済 西村豪太編集長に問う
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2016/10/blog-post_25.html

「巨大地震で円暴落」?東洋経済 西村豪太編集長のウブさ
http://kagehidehiko.blogspot.com/2017/01/blog-post_19.html

金融庁批判の資格なし 東洋経済の西村豪太編集長
http://kagehidehiko.blogspot.com/2017/03/blog-post_19.html

「貿易赤字の解消」で正解?東洋経済 西村豪太編集長に問う
http://kagehidehiko.blogspot.com/2018/06/blog-post_72.html

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