筑後大石駅(福岡県うきは市)※写真と本文は無関係です |
1月の記事では「北上製紙では関連企業を含めて100人を超える従業員が依願退職となる」と説明していた。なのに、21日の記事では「関連企業を含む約110人の従業員は同日付で解雇となった」と「依願退職」が「解雇」に変わっている。会社が解散するのに「依願退職」になるとは考えにくいので、当初からおかしいと感じていたが…。
当初は「依願退職」の方針だったのに、その後「解雇」となった可能性もゼロではないが、かなり低い。1月時点で河北新報が「北上製紙は関連会社を含めて約120人の従業員を抱えている。会社は労働組合に7月20日付の全員解雇を提案し、再就職に向けた労使の協力態勢を固めたい考えだ」と報じている。「依願退職」とした日経の1月の記事が間違っていたと判断する方が自然だ。
※今回取り上げた記事
「段ボール、砂上の活況 日本製紙系が清算 原料・物流費高、中堅を直撃」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180721&ng=DGKKZO33248330Q8A720C1TJC000
「日本製紙系の北上製紙、解散方針を発表」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180117&ng=DGKKZO25757450W8A110C1TI1000
※1月の記事に関しては以下の投稿を参照してほしい。
北上製紙、解散なのに従業員は「依願退職」? 日経報道に疑問
http://kagehidehiko.blogspot.com/2018/01/blog-post_44.html
http://kagehidehiko.blogspot.com/2018/01/blog-post_44.html
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