2016年8月4日木曜日

東洋経済を格下げ 経済メディア最上位は週刊エコノミスト

約半年ぶりに経済メディアの格付けを見直した。今回は週刊エコノミストをBBBからAに引き上げる一方、週刊東洋経済をAからBBB+に、日経ビジネスをBB+からBBに引き下げた。この結果、日本の経済メディアで最上位はエコノミストとなり、東洋経済は2位に転落した。
久留米百年公園(福岡県久留米市)の桜
               ※写真と本文は無関係です

東洋経済については高橋由里編集長も記事中のミスの握りつぶしに加担していることが確実となったため、メディアとしての評価も見直さざるを得ないと判断した。日経ビジネスも間違い指摘の無視が常態化しており、日経より高い格付けを付与する理由がなくなった。

エコノミストは読者からの問い合わせに誠実に対応している点が評価できるし、最近は特集の完成度の高さでも見るべきものがある。金山隆一編集長の手腕に今後も期待したい。

※上記の内容については「ミス黙殺に走った東洋経済の高橋由里編集長へ贈る言葉」「『逃げ切り』選んだ日経ビジネス 飯田展久編集長へ贈る言葉」「一読の価値あり 週刊エコノミスト『ヤバイ投信 保険 外債』」「英国EU離脱特集 経済4誌では週刊エコノミストに軍配」「最優秀書き手16年4~6月は週刊エコノミスト種市房子記者」などを参照してほしい。

◆経済メディア格付け(2016年8月4日時点)

週刊エコノミスト(A) ※従来はBBB
週刊東洋経済(BBB+) ※従来はA
週刊ダイヤモンド(BBB)
FACTA(BBB)
日経ビジネス(BB)※従来はBB+
日本経済新聞(BB)
日経ヴェリタス(BB)
日経MJ(BB-)
日経産業新聞(BB-)

※購読料を払うだけの価値があると思えるメディアをBBB以上に格付けしている。

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