のこのしまアイランドパーク(福岡市) ※写真と本文は無関係です |
以下の内容で問い合わせを送ってみた。
【東洋経済新報社への問い合わせ】
週刊東洋経済 編集長 山田俊浩様 佃陸生様
11月9日号の第1特集「EC・決済覇権バトル」の中の「兄弟会社・ヤフーはノウハウを学べるか~アリババの次世代リテール構想」という記事についてお尋ねします。問題としたいのは、冒頭に出てくる以下のくだりです。
「Zホールディングス(ZHD)傘下のヤフーがEC事業で師と仰ぐのが、中国アリババグループ(以下アリババ)だ。ヤフーの筆頭株主がソフトバンクグループ(以下SBG、45.52%保有)なのと同様、アリババの筆頭株主もSBG(26%保有)である。ヤフーにとって兄弟会社のアリババは、学ぶべき格好の教材となっている」
「ヤフーの筆頭株主がソフトバンクグループ(以下SBG、45.52%保有)」と書いていますが、10月から「ヤフー」は「Zホールディングス」の全額出資子会社になっているはずです。「ヤフー」のホームページなどでも確認できます。
体制変更前の「筆頭株主」について述べている可能性も考慮しましたが、最初に「Zホールディングス(ZHD)傘下のヤフーが~」と述べているのであり得ません。
「ヤフーの筆頭株主がソフトバンクグループ(以下SBG、45.52%保有)」との説明は誤りと考えてよいのでしょうか。問題なしとの判断であれば、その根拠も併せて教えてください。
付け加えると「アリババ」と「ヤフー」を「兄弟会社」と見なすのは苦しいと感じました。「兄弟会社」に明確な基準はないのでしょうが、「兄弟会社」と呼ぶならば「アリババ」も「ソフトバンクグループ」の子会社でないと厳しいでしょう。しかし「26%保有」の関連会社に過ぎません。
問い合わせは以上です。御誌では読者からの間違い指摘を無視する対応が常態化しています。日本を代表する経済メディアとして責任ある行動を心掛けてください。
◇ ◇ ◇
※今回取り上げた記事「兄弟会社・ヤフーはノウハウを学べるか~アリババの次世代リテール構想」
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/21996
※記事の評価はD(問題あり)。佃陸生記者への評価も暫定でDとする。
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