門司港から見た関門橋 ※写真と本文は無関係です |
【日経への問い合わせ】
日本経済新聞社 政治部次長 吉野直也様
11日朝刊総合3面の「風見鶏~トランプ氏のカレンダー」という記事についてお尋ねします。記事の最初に「実現すれば歴史上初めてとなる米朝首脳会談が注目されるなか、トランプ米大統領の最初の審判となる11月の中間選挙の予備選が始まった」との記述があります。しかし、同大統領は2017年12月にアラバマ州での上院補欠選挙で「審判」を受けているのではありませんか。
この補選での共和党候補の敗北を受けて、日経でも「保守地盤での敗北は、トランプ政権にとって大きな打撃となる」と報じています。日経ビジネスでも「(補選は)政権発足から1年が経過したトランプ政権に対する信任投票という側面はもちろんある」と解説しています。
「トランプ米大統領の最初の審判となる11月の中間選挙」との説明は誤りと考えてよいのでしょうか。問題なしとの判断であれば、「上院補欠選挙は審判に当たらないが中間選挙は審判に当たる」と言える根拠も併せて教えてください。
◇ ◇ ◇
間違い指摘の無視を続けてきた日経から、3月に入って約2年ぶりに回答が届いた。不十分な内容ではあったが、日経が良い方向に動き始めている可能性も感じたので、今回は問い合わせから2日間待ってみたが13日午後5時までに回答はない。断定はできないが「ほぼ変化なし」と思っておいた方が良さそうだ。
追記)結局、回答はなかった。
※今回取り上げた記事「風見鶏~トランプ氏のカレンダー」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180311&ng=DGKKZO27919350Z00C18A3EA3000
※記事の評価はD(問題あり)。吉野直也 政治部次長への評価はDで確定とする。吉野次長に関しては以下の投稿も参照してほしい。
トランプ氏の発言を不正確に伝える日経 吉野直也記者
http://kagehidehiko.blogspot.jp/2016/05/blog-post_7.html
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