佐田川と菜の花(福岡県朝倉市) ※写真と本文は無関係です |
問い合わせの内容は以下の通り。
【日経への問い合わせ】
編集委員 西條都夫様
電子版の「ニュースこう読む~『タクシー王子』の決断 史上初のタクシー値下げへ」という12日付の記事についてお尋ねします。記事には「タクシー大手の日本交通が現在730円の初乗り料金(東京23区と三鷹市、武蔵野市)を410円に引き下げる料金プランを発表した。タクシー業界はこれまで値上げこそすれ、値下げは一度もしたことがない」との記述があります。
しかし、タクシー業界の値下げは今回が初めてだとは思えません。例えば、名古屋市の宝タクシーは2012年10月に初乗り料金を20円引き下げて480円としたようです(今年3月に元の500円に戻しています)。値下げの事例は他にもあります。「タクシー業界はこれまで値上げこそすれ、値下げは一度もしたことがない」との説明は誤りではありませんか。正しいとすれば、宝タクシーの件はどう理解すべきか教えてください。
問い合わせから1週間が経過しても回答がない場合、記事の説明は誤りだと判断させていただきます。日本経済新聞社では記事の誤りを意図的に握りつぶすのが習い性になっています。これが「クオリティージャーナリズム」を戦略の土台に据えようとする新聞社として望ましい行動かどうかをもう一度よく考えてみてください。
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※西條編集委員に関しては「春秋航空日本は第三極にあらず?」「何も言っていないに等しい日経 西條都夫編集委員の解説」「日経 西條都夫編集委員が見習うべき志田富雄氏の記事」も参照してほしい。
追記)結局、回答はなかった。
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