シーサイドももち海浜公園(福岡市早良区) ※写真と本文は無関係です |
【日経への問い合わせ】
記事中の表Bで「サイエンティフィック・エクイティ・ファンド(ブラックロック)」の説明が「割安銘柄を買い割高銘柄を売る戦略。対象は主に米国の別銘柄」となっています。しかし、「対象は米国の別銘柄」では意味不明です。「対象は米国の個別銘柄」の誤りではありませんか。表中の表記が正しいとすれば、その根拠も教えてください。誤りの場合、訂正記事の掲載をお願いします。
あと2つ細かい指摘をする。まず問題としたいのは以下の説明だ。
【日経の記事】
一方、ロング・ショート戦略は株価が大きく上昇するときには相場全体に割り負ける傾向がある。一種の逆張り投資なので、得意とするのは大底から株価が回復するような局面だ。
筆者の北沢千秋編集委員によると、ロング・ショート戦略は「株価が大きく上昇するときには相場全体に割り負ける傾向がある」らしい。そして「得意とするのは大底から株価が回復するような局面」とも書いている。ならば、「大底から株価が大きく上昇する局面」では、どうなるのか。記事の説明通りならば、「負けやすい」かつ「得意」という奇妙な状況になってしまうはずだ。
次に、以下の記述を見てほしい。
【日経の記事】
ここ数年、国内年金の間では、ヘッジファンドやプライベートエクイティ(非公開企業投資)、保険関連商品などに投資する動きが広がっている。
まず「プライベートエクイティ(非公開企業投資)」が気になる。「プライベートエクイティ」に「投資」という意味はないはずだ。それに「非公開企業投資」だとすると「非公開企業投資などに投資する」ことになってしまい、重複感がある。普通に「プライベートエクイティ(未公開株)」とした方がよいだろう。
国内年金が「保険関連商品」に投資するというのも疑問が残った。こちらの知識が足りないだけかもしれないが、これは何を指しているのか理解に苦しむ。保険そのものではないのだろうし…。もう少し説明してくれないとイメージが湧かない。本筋とは関係が薄いので、これは省いてもよかったのではないか。
細かい指摘がようやく終わった。(3)では、記事全体への感想を述べてみたい。
※(3)へ続く。
追記)結局、回答はなかった。
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